神奈川県では父のお墓探しについて、次のような相談が寄せられています。同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽に専門家に相談してください。

「友人のお墓を探しています」(70代 男性)

数年前に他界した昔の友人のお墓を探しています。私は息子も孫も成人しており、生前整理を始めました。家を片付けていると昔のアルバムが見つかり、そこには私と昔の友人がドライブに出かけてる姿がありとても懐かしく感じました。風の噂で亡くなっていたことは知っているのですが、当時は葬式にも参列できず昔一緒の遊んだことが最後の思い出です。私ももう長くはないので彼の墓参りをして挨拶をしておきたいのです。彼のことは名前くらしか思い出せないのですが、お墓がどこにあるか探していただけませんか?
 

父のお墓を探したいと思った場合、最も身近な方法は自分での調査です。また、探偵に調査を依頼する際にも事前情報の量や精度が重要になってきます。そのため、まずは自分のできる範囲で調査を行うのも有効ではないでしょうか。

共通の知人に話を聞く
父のお墓を知っている人に話を聞いてみましょう。現状を知っていたり、年賀状のやり取りで住所を知っていたりするケースがあります。

お相手の家族に話を聞く
対象人物の名前を中心に、出身学校やかつての職場、所属していたコミュニティーなどを検索しましょう。現代ではインターネット上に様々な情報が流れていますので、思わぬ手がかりが入手できることもあります。一方で信頼性に欠ける情報があるのも事実なので、慎重な判断が必要になるでしょう。

執拗な詮索は警戒心を抱かれることも
自力での調査はほどほどに
知人にしつこく居場所を聞く行為は、お相手やその家族、知人に恐怖心を与えてしまう危険性があります。そうなると、いざ発見できたとしてもお墓参りが難しくなるでしょう。自力での調査は無理のない範囲にとどめ、お墓探し専門の探偵に依頼する方が得策です。
 

(60代 男性)

同窓会で小学校時代の担任の先生が亡くなったと聞きました。まだ感謝を伝えきれていないので、彼のお墓がどこにあるか探してもらえませんか?

(40代 女性)

昔通っていたバレエ教室の恩師のお墓を探しています。幼い頃の記憶しかありませんが、お墓は見つかりますか?

(70代 女性)

昔の恋人のお墓を探しています。ずっと彼のことが忘れられませんでしが、15歳も離れていたので、おそらく既に他界していると思います。彼のお墓を探していただけませんか?

故人のお墓を探す調査を探偵に相談、依頼することが初めてという方は不安も多いことでしょう。残念ながら、悪質な探偵の被害にあい、時間やお金を無題にしてしまったという事例もゼロではありません。ここでは、故人のお墓を探す調査を探偵に依頼する際の注意点を紹介します。

見積もり作成を依頼しましょう
探偵のお墓探しの調査費用は15万円～50万円程度、難易度の高いものなら100万円近くすることもあります。費用は情報量や調査内容、料金体系など数々の要因で変化するものです。事前に予算を伝えた上で、見積もりを作成してもらいましょう。料金をはっきりさせないまま契約を結ぶことは、トラブルの原因になります。

調査期間の目安を確認しましょう
業者によってはダラダラと調査を引き伸ばし、見積もりになかった追加費用を請求してくることがあります。こういったことを防ぐためにも、調査期間を中心に、調査内容や動員人数などをあらかじめ確認しましょう。

気になることは全部質問しましょう
無料相談や契約説明の際に、多くの疑問点や不安点が出てくると思います。それらを曖昧なまま進めてしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった」と落胆することになるでしょう。また、質問応対の態度は探偵が親身になって寄り添ってくれるかどうかを判断する材料にもなります。遠慮せずに質問しましょう。