会社の上司や学生時代の恩師、先輩など、昔お世話になった人を探したいという方も多いのではないでしょうか。

もちろん、自分で見つけられればいいのですが、会わなくなってからの年月が長いと自力での調査は難しいものです。

お世話になった人を見つける確率を上げるためには、探偵への依頼が有効でしょう。そこで今回は「昔お世話になった人探し」に関する、探偵への依頼について解説します。

昔お世話になった人を探したいと思った場合、最も身近な方法は自分での調査です。また、探偵に調査を依頼する際にも事前情報の量や精度が重要になってきます。そのため、まずは自分のできる範囲で調査を行うのも有効ではないでしょうか。

インターネットやSNSを活用する
対象人物の名前を中心に、出身学校やかつての職場、所属していたコミュニティーなどを検索しましょう。現代ではインターネット上に様々な情報が流れていますので、思わぬ手がかりが入手できることもあります。一方で信頼性に欠ける情報があるのも事実なので、慎重な判断が必要になるでしょう。

共通の知人に話を聞く
お世話になった人を知っている人に話を聞いてみましょう。現状を知っていたり、年賀状のやり取りで住所を知っていたりするケースがあります。

執拗な詮索は警戒心を抱かれることも
自力での調査はほどほどに
知人にしつこく居場所を聞く、SNSで手当たり次第にDMを送るなどの行為は、お相手やその家族、知人に恐怖心を与えてしまう危険性があります。そうなると、いざ発見できたとしても再会が難しくなるでしょう。自力での調査は無理のない範囲にとどめ、人探し専門の探偵に依頼する方が得策です。
 

滋賀県蒲生郡竜王町では昔お世話になった人探しについて、次のような相談が寄せられています。同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽に専門家に相談してください。

「昔お世話になった恩師を探してほしい」(40代 男性)

高校の頃に部活でお世話になった恩師を探しています。自力でも母校に行ったり知り合いの伝手を使ったりして探しているのですが、一向に手がかりすら掴めません。

その恩師は所属していた野球部の顧問でした。講師陣の中では若い方で、生徒たちにもフレンドリーに接してくれ人気はありました。元々野球は知らず、顧問になる上でいろいろ勉強してくれ、分からないながらも熱血指導をしてくれました。
ちなみに僕はピッチャーで他に代わりがいなかったので全試合完投しなければならなかったのですが、そこで肩を痛めてしまい休むか、我慢して投げるかの二択を迫られた。
その時期が良くなく、負けたら卒業の公式試合で僕としては何としても投げたかったのですが顧問が絶対に投げるな、と断固として許さず、結局ピッチャー経験がない同僚が投げてボコボコに負けたんです。

正直その時は顧問を相当恨みました。自分が投げていれば負けていなかったかも……、と。しかし、後々判明したのですが、自分の怪我はだいぶ深刻だったらしく、無理に投げていれば二度と投げられていなかった可能性があることを知ったのです。今は近所の子どもたちに野球を教える小さな教室をやっているのですが、これが出来ているのもあの時顧問が止めてくれたおかげです。なんとかお礼を伝えたいので探してください。

昔お世話になった人探しを探偵に相談、依頼初めてという方は不安も多いことでしょう。残念ながら、悪質な探偵の被害にあい、時間やお金を無題にしてしまったという事例もゼロではありません。ここでは、昔お世話になった人探しを探偵に依頼する際の注意点を紹介します。

見積もり作成を依頼しましょう
探偵の人探しの調査費用は数万円～50万円程度、難易度の高いものなら100万円近くすることもあります。費用は情報量や調査内容、料金体系など数々の要因で変化するものです。事前に予算を伝えた上で、見積もりを作成してもらいましょう。料金をはっきりさせないまま契約を結んぶことは、トラブルの原因になります。

調査期間の目安を確認しましょう
業者によってはダラダラと調査を引き伸ばし、見積もりにはなかった追加費用を請求してくることがあります。こういったことを防ぐためにも、調査期間を中心に、調査内容や動員人数などをあらかじめ確認しましょう。

気になることは全部質問しましょう
無料相談や契約説明の際に、多くの疑問点や不安点が出てくると思います。それらを曖昧なまま進めてしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった」と落胆することになるでしょう。また、質問応対の態度は探偵が親身になって寄り添ってくれるかどうかを判断する材料にもなります。遠慮せずに質問しましょう。