母がどこにいるのか知りたい
母の無事を確認したい
そう考えているご家族は少なくありません。しかし、母の連絡先や行方が分からず、やるせない気持ちを抱える人も…。

母の所在地を調べたい方や見つけた後の歩み寄りについては、人探し専門の探偵を利用することで大きく進展する可能性があります。

そこで今回は母の所在地を調べたい方の探偵への依頼事例や相談方法などについてご紹介します。

母の所在地探しを自分でできると思っている方も多いのではないでしょうか?

もちろん全くできないわけではありません。しかし、様々なデメリットが生じるのも事実です。

母を自力で探す方法やメリット、デメリットをご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

また、自分で母を探すメリットとして、
「お金があまりかからない」
「周囲の人の協力を得やすい」などが挙げられます。
これは確かに、探偵会社の調査にはないメリットなのですが以下のようなデメリットも同時に存在します。

自分で母の所在地探しを行うデメリット

母の所在や現状を調査するだけでなく、その後の進展も考えるなら母の所在地を調べ専門の探偵に調査からアフターケアまで一貫して依頼する方が効率的です。

母の所在地を調べについて、実際に探偵に相談した方の事例を紹介します。

「夫婦喧嘩の末に消えてしまった母」(40代・女性)

母を探しています。
母は私が小さい時に父と大喧嘩をしていなくなりました。母の話をすると父がとても怒るので、母がどこにいるのか、喧嘩の原因は何だったのか尋ねることができませんでした。いつの間にかその状態に慣れてしまって、この歳まで母との思い出に蓋をして生きてきました。
1年ほど前から父が体調を崩し、余命宣告もされました。それで父もようやく母のことについて話をしてくれました。他に好きな男ができたから家を出ていったこと、20年前までどこに暮らしているのか知っていたことなどです。
父の最期を看取った私は改めて母を探そうと思いました。父のことを伝えなければいけませんし、母がいまどんな暮らしをしているのか知りたいからです。

「実の母に会いたい」(50代・女性)

ずっと施設で暮らしてきました。母は生まれて間もない自分を施設に捨てていなくなったのです。小さいときには恨みでいっぱいでした。会いたいと言われて絶対に会ってやらないという気持ちで過ごしてきましたが、先日父と名乗る人物が現れました。父は、精神的に不安定な母に子供を産ませたのは自分で、子育てに耐えられなかった母は仕方なく施設に預けたんだと語りました。その後も父と母は一緒に暮らし続けましたが、母の親族が現れて母を連れていったきりどこにいるかわからないとのことです。
私を施設に預けた後も母はときどき私の名前を呼んで涙を流していたと聞き、私も会いたいと思うようになりました。

その他の母の所在地を調べたい事例
・家を出ていった母の所在を調べたい
・離れて暮らしている母の所在が変わっている
・認知症の母が行方不明になりました

近年、悪質な探偵業者による「高額な追加費用の請求」や「不誠実な調査や強引な調査」が問題になっています。

そこで一般的な依頼の流れとチェックポイントをご紹介しますので検討材料にご活用ください。ここから大きく外れた手順を推奨する会社は注意が必要かもしれません。

1.電話やメールによる問い合わせ

問い合わせの対応一つでも目安にはなります。高圧的な態度やかみ合わないやり取りなど、何か納得できない点を感じたらよく考えましょう。

2.無料相談

希望をはっきり伝えましょう。それに対して「これはリスクを伴うのでこうしましょう」など、堅実なアドバイスをくれるかどうかが重要です。安易な二つ返事で「なんでもできます」と答えたり、逆にこちらの希望を全く考慮せず「この調査しか行いませんなど」の対応があった場合は依頼を考え直した方が良いかもしれません。

3.契約&調査開始

ここでのポイントは「料金の説明」と「調査や報告方法の共有」です。料金については体系や内訳、追加費用の可能性と金額目安などをきちんと説明してもらいましょう。また、調査や報告の方法、報告の頻度などは会社によってまちまちです。こちらも事前に確認して認識のズレをなくしましょう。

4.報告&アフターケア

調査が完了してからがご相談者様にとっての本番です。所在地や現状を知った上で再会したいのか、ヨリを戻したいのか、このまま会わずに済ませるのかなど、行動を選択する必要が出てきます。その希望に応じたアフターケアを行ってくれるのが本当に良い探偵です。