長年、音信不通の息子さんにはさまざまな理由があります。

「父親と不仲のため」「借金問題で家族に迷惑をかけたくない」「家に居場所がなかった」

どんな理由でも両親が心配しなかった日はありません。そっとしておくのが良いと長年別々で気がつけば何十年も経過してしまい、お互いに連絡先もわからなくなるケースもあります

「会いたい」「探したい」そう思った時にお手伝いします

| 20年、音信不通の息子に会いたい:相談事例

依頼者:息子の父親

息子が家を飛び出してからもう20年が経ってしまいました。

いなくなった当時、息子は私に結婚したい話を言い出しました。その頃、私と息子の喧嘩は毎日でして、就職したてでの結婚はまだ早いと猛反対し次の日に息子は二度と帰らないと言い残し出て行きました。

そこからは私達は別々の方が幸せかもしれないと探さないでいました

最近妻の容態も良く無いので入院をさせ荷物を整理していますと、家内が息子を探していた事がわかるノートが出てきました。

その頃連れてきていた彼女と会話した内容で、ご実家の地域からその苗字の電話番号をたくさん書いていました、きっと会いたかったのでしょう。私のせいで家内にはかわいそうな事をしてしまいました、妻はもう長く無いです

妻に息子を合わせてやりたいと考え依頼を考えました

専門家の意見

失踪した息子さんや娘さんの居場所を探すにはお持ちの情報や出て行った時の状況・身体的特徴などを詳しく確認する必要があります。提供頂いた情報を精査することにより何かしらの手掛かりが出てくることもあります。事件や事故に巻き込まれている可能性も想定しつつ、年月の経過を考慮して早急に捜索した方がいいでしょう。どこかで見つかるのをただ待っているだけでは前に進みません。このままずっと会えなくなるケースも過去にはあります。まずは、専門家に現在の状況を詳しく話してください。

| 子供の家出・失踪の行方不明者の数

行方不明者の推移(警察庁:参照)

※グラフから見て分かるように子供の家出失踪は増えてきています。行方不明(捜索願)の数だけみても約17,000人ほどの届出が受理されています。

| 息子(子供)が家出・失踪する原因とは?

子供が家にいたくないという理由とは

家庭内トラブル

・親と喧嘩して家にいるのが耐えられなくなった

・親に怒られるのが嫌で家に帰りたくなくなった

家庭内暴力

・親から虐待を受けて、自分を守るために家出をした

親との確執

・親が厳しくて家にいることが苦痛になった

上記の原因に共通していることは、「家にはいたくない、家にいる理由がないといった逃避」です。今の現状から回避したいなど後先の事を考えずに行動してしまうと危険な方向性へ向かっていくことが考えられます。

このような理由に対して、親(保護者)が子供に対して注意・指導したりするとよくありません。子供の家出をする理由は親と心が繋がっていないのことが挙げられます。

子供は自分の気持ちを表現することが難しく、その代わりに家出をするという行動をとってしまうのです。

| 息子の家出に対する対処法

家出に対する対処として放置・無視はしてはいけません。家出をするには必ず原因があります。

その原因を解決しない限りまた、家に戻ってきたとしても繰り返すします。

子供の考えや自尊心があるため、やみくもに注意をしても解決には至りません。

また、なぜ家出したのか問い詰めたりしても、なかなか子供は口を開いてくれません。

家出に対する対処法

・コミュニケーションを取る時間を増やす

・子供に意見を聞きながら、考えを聞いてあげる

・自身のやりたいことなどを聞いてあげてから意見を言う

※大切なのは親がいつも子供の事を見守っているということを伝えることです。

子供とコミュニケーションをとる場合は、メールやラインでだけでなく顔を合わせる・直接会話するということで子供の変化にも気づきやすくなります。

たとえ短時間でも子供が家に帰ってこない、連絡が取れないとなると行方不明者と同じです。最低限の対処として、連絡を定期的にとり、子供の心のケアをするように意識してください。

ひとりで悩まずに専門家に相談を

同様のトラブルにお悩みの方、息子が行方不明になった方など、失踪・家出でお困りの方は、ぜひ探偵興信社までご相談ください。

音信不通の息子さんの捜索方法をご紹介します。

音信不通の息子さんを探す時の対処方法

・息子の友人や知人宅を訪ねてみる

幼い時からの友人なら何か噂を聞いているかもしれません

・探偵事務所に依頼をする

自力での捜索が難しい場合や手がかりがあまりない場合には探偵事務所に依頼することを検討してみてください。

同じ情報からでもプロの目線からよりはやく発見に導いてくれます。

また、探偵は探偵業法により秘密義務があります。依頼者の個人情報や依頼内容が外部に漏れることはありません。

また、プロの専門家であれば周りに極力知れずに情報の拡散を最低限に防ぐことができます。

探偵の成功率

・把握できる情報量・質

・行方不明になって、短期間なのか長期間なのか

・対象者が親族なのか知人なのか

・家出や失踪で意図的に隠れているのか

・事件性が巻き込まれた行方不明者なのか

※上記の要素により難易度が変わってきます。状況や情報によってはプロの探偵でも捜索が非常に困難なケースがございます。また、警察があらゆる権限を使っても発見できない対象者もいます。

まずは、お持ちの情報をできるだけ準備し探偵業者とよく相談してみることが必要があります。

子供の家出はさまざまな事情が考えられるため慎重に取り扱いさせていただきます。

| 長年連絡が取れない息子を探してほしいとよくある相談事例

息子の家出・失踪

本来、子どもの気持ちがやすらぐ家庭とは、子どもの欲求を満たしつつ、親が家庭の3つの役割を果たすことによってつくられるものです。

しかし、やむを得ず、その役割を果たせない家庭を築いてしまうことがあります。

子どもは家庭で怒鳴られてばかりだと、安全・安心な居場所を失い、不安に思い混乱します。また、親の愛情が感じられていないと勘違いし親に対して反発や不信感を抱き、心を閉ざしていきます。
 

息子さんに理想を押しつけていませんか?

子どもを思うあまりに、わが子の状態が見えなくなっているのです。 

子どもに過度な期待を押しつけたり自分の価値観を押し付け高い目標を持たせる事で

目標に達しない子どもは認められない、と勘違いしていきます。

あるがままの子どもを受け入れ、ほめることが一番大切です

子どもは親にほめてもらいたいので、親の期待に沿おうと一生懸命頑張りますが、どんなに努力してもほめてもらえないのでやがて不信感や絶望心などが出てきてしまいます

そんな理由から親に反発して心を閉ざしたり、満たされない欲求を望ましくないやり方で、他の人や他の場所で発散するようになります。できないときに子どものせいにして失望したり、非難してはいないか振り返ってみてください。

| 息子の居場所を見つけたからと安心してはいけない

子供の居場所が発見できたからといって安心してはいけません。今後どうしていくのかを話し合う必要が大事です。

根本にある子供の悩みやストレスを打ち明けてもらい不満だった事などを話してもらい改善する姿勢が大切です。長年離れ離れの中で息子さんも成長しているでしょう、そこに甘えず謝り長年の距離を少しずつ時間をかけて埋めて行くことが大切です

息子の失踪は通常の人探し調査と異なり、緊急性を要します。

また、調査体系や調査期間等によって調査料金にも大きな隔たりがあるため、専門機関への相談時には以下の5つのことに注意するとよいでしょう。

1.現在の情報で調査が可能かどうか確認しましょう。

2.調査期間のおおよその目安を確認しましょう。

3.調査料金および、追加費用の有無等を確認しましょう。

4.対象者が見つかった場合のアフターケアについて確認しましょう。

5.調査が難航した場合の対応について確認しましょう。

一生会えないままで終わらさず、後悔のないために探しましょう