遠い昔お世話になった「恩人」にまた会いたいと思うことがありますか?

「感謝を伝えたい」「立派になった姿を見せたい」「もう一度会いたい」など理由は様々あると思います。

今回はそんなお世話になった恩人探しの料金相場や探す事ができるのか?

探す為の依頼の注意点などについてご紹介します。

恩人を探したいと考えた方の相談事例

■“私”という人間を形作った恩師に会いたい
50代 男性 群馬県

私が学生の頃のお話になるので、大昔になります。しかし、私は昨日の事のようにハッキリと覚えています。高校3年の時分、私には目指すべき目標というものが特になく、夢を抱いたことがありませんでした。このまま無気力に働いて、そして死んでいくんだろうと子どもながらに達観していたのですが、そんな時私に道を示してくれたのが当時のクラスの担任でした。

無知の知、とは少し違いますが「お前には何も無いが“ある”じゃないか」と仰ってくれました。すでに人生に冷めていた私の事を見抜き、私のように無気力だったり将来に悩んでいる人生の後輩の道しるべになってやれ、と言われてから教職を目指すという大きな目標ができたのです。

それから数十年が経過し、今は高校の教師として日々を過ごしています。今の私があるのは間違いなく恩師の助言があったからです。
今はもう教職は退いており、安穏とした引退生活を送っていると聞きましたが肝心の居場所が分かりません。どうか調べていただけませんでしょうか?

専門家の意見

「恩人を探したい」というご相談は多く寄せられています。時間が経っているためにお手持ちの情報が古く、また最近では個人情報を入手することは困難になってきましたので、自力で探されるよりは人探しの専門家である探偵に依頼するのが確実でしょう。少ない情報からでも足取りを追っていき所在を突き止めることができます。また、所在が判明後、再会などのサポートも必要であれば行ってくれます。お持ちの情報を整理してから無料相談所に連絡してみましょう。

できるだけ高確率で恩人を見つけるために探偵に依頼したいけど、できるだけ安く済ませたいという方がほとんどでしょう。

もちろん、極端に低い料金で請け負う探偵は悪質業者の可能性もあるのですが、正当な理由で料金を抑える分には何の問題もありません。

お世話になった恩人探しの料金を抑えるポイントはズバリ「恩人に関する情報の提出」です。例えば次のような情報をできる限り伝えることで調査がスムーズに進み、結果的に料金を抑えることに繋がるでしょう。

・名前(漢字も含む)
・生年月日
・連絡先
・外見的特徴
・出身地、出身学校
・職歴
・交友関係
・趣味
・よく行っていた場所
・顔写真

これら以外にもあらゆる情報が調査の手がかりになります。「これは役に立たないかも」と自己判断せず、知っている限りの情報を探偵に伝えましょう。
 

お世話になった恩人探しの場合、「最後に会ったのはいつか」「どこに暮らしていたか」などによって情報の正確さや多さが変わってくるでしょう。

■一般的なお世話になった恩人探しの料金相場

お世話になった恩人探しの依頼の相場
お世話になった恩人探しの相場は、依頼内容によって様々です。下記はお世話になった恩人探しを取り扱う探偵社の一般的な料金相場を高い→安い順で表記しております。ご参考ください。

■お世話になった恩人探しに関する調査(費用相場)

上記の例に当てはめると20万円～90万円前後が相場となりますが、事例ごとに料金が変わるということも知っておいてください。
 

40代 女性 兵庫県

夜道を歩いていたところ、暴漢に襲われそうになったことがあったのですが見ず知らずの青年が「警察呼ぶぞ!」と叫んで助けてくれました。本当に感謝しているのですが大したお礼もできずに去ってしまいました。改めて感謝を伝えたいので探してほしいです。

30代 男性 北海道

若い頃、ヒッチハイクで旅をしていたのですがその時大変お世話になった方を探しています。途中までということだったのですが車の中で話が盛り上がってしまい、かなり遠かったのですが目的地まで乗せていってもらったことがありました。しかもご飯まで奢ってもらったので感謝のしようもないほどの恩を受けました。
今こそあの時の恩を倍にして返したいと思うのですが肝心の居場所が分かりません。

50代 男性 静岡県

探してほしいのは社会人なり立ての事に働いていた会社の社長です。面接の時点で大変気に入っていただき、とてもお世話になりました。
引退されてからは会うことがなくなっていたのですが、今自分の会社が持てているのはあの方のおかげですので恩返しがしたいです。

お世話になった恩人探しを探偵に依頼するにあたって、いくつか注意事項があります。以下のようなことを事前に意識しておくだけで、相談から調査完了までの間のトラブルを減らすことができるでしょう。

<注意点1> 恩人の同意なしに会うことはできない
いくら恩人の居場所が分かっても、相手の同意がなければ会うことはできません。また、探偵が「ストーカー目的の依頼である」と判断した場合には調査を中止することもあるので、相手の意思を尊重するという姿勢をしっかりと示しましょう。

<注意点2> 100%見つかるわけではない
いくら人探しのプロといえど、絶対に恩人が見つかるというわけではありません。再会は不可能というケースもあります。

<注意点3> 思い出は美化されやすい
会えなくなってかなりの年数が経っている場合、記憶の中の恩人と現在の相手とのギャップがどうしても生まれてしまいます。ステキな思い出のままにしておいた方が良かったというケースも決してゼロではありません。それでも恩人に会いたいという気持ちがあるのかしっかりと考えましょう。
 

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